デジタル一眼ムービー実験室

デジタル一眼レフを使った映像撮影についていろいろ書くブログ

XAVC Sフォーマットの動画はFinal Cut Pro Xで編集できるか?

ソニーのα7Sや、4K対応のハンディカムFDR-AX100、高級コンデジサイバーショットRX100m3などが対応している新しい動画フォーマット、XAVC S。

ソニー デジタル一眼カメラ「α7S」ボディ ILCE-7S

XAVC Sって何?

XAVCという業務用のフォーマットを、家庭用の機材でも使いやすいようにMP4でラッピングしたものらしいのです。

従来、家庭用ビデオカメラや一眼レフのフルHD動画は、ソニーパナソニックがつくったAVCHDが主流でした。AVCHDって、ファイル形式が特殊で扱いにくいのと、圧縮がかかり過ぎててちょっと画質が悪い。一番画質がよいAVCHD 2.0 (Progressive)の60pでも28Mbpsが最高です。

XAVC Sのフルハイビジョンは50Mbps、4K動画は150Mbpsと、時間あたりのデータの量が程よく増えたので、その分画質が良くなってる(はず!)というわけです。

詳しい話はこちらを見ていただくのが早いかと思います: XAVCって何ぞや? 【基礎知識編】:MONOは試し:So-netブログ

さて、新しいフォーマットが出てくると、心配になるのが、いま使っている動画編集ソフトでも対応しているのか?というところ。

XAVC SはMP4ファイル。なので、扱いやすい。

MP4ファイルなので、つまり、カメラで動画撮影したら、拡張子が.mp4のファイルがSDカードに入っているわけですね。これはすごく扱いやすい。そして、既存の動画編集ソフトでも、最近のものは使えるようです。

私の使っているAppleのFinal Cut Pro Xでも、フルHD撮影したXAVC S動画をそのまま取り込み、編集ができました。ただ、4KのXAVC Sが編集できるのか、試していないのでわかりません。4Kだと編集するマシンのスペックもかなり高く無いと快適に編集できないでしょうね。

Edius Pro 7やAdobe Premiere Pro CCなどでもXAVC Sに対応しているということです。

 

そのうち、AVCHD 2.0とXAVC Sの画質比較などもやってみたいと思っています。